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夏麺

 スタジオの店番をしていると色んな性格、色んな音楽、まとめて様々な人間と出会うことができる


共通する好きな音楽が合う人間とはすぐに打ち解けることができて仲良くなったり、人に相性や縁っていうものがあって音楽などが合わなくても親しくなる人間がいる

悪魔でも従業員であるから社交性は問われるのだが、お客さんにそれに対して強制はない。愛想の良いお客さんがいれば、悪いお客さんもいる・・・それが目の前にいる・・・



もう半年以上にも顔合わせてはいるのに挨拶しても無視するわ。練習しないのにスタジオに来て(練習用)スネアを叩くだけ叩いて帰るわ。用もなしにスタジオに来ることはいけないことはでないのだが、そういった人は仲が良い知り合いに限っていて、お話しをしたりするためである
こいつは何を求めて練習もないのにくるんだよ。女性ドラマーは珍しいとも思うが、こんな時間があるんなら彼氏でも作って遊びにいけばいいのに。なんてことを考えながら今日も目の前にいるそいつのことは無視してギターをひいていた


本来自分は店番の時はなるべくお客さんとの距離を近づこうとするのだが、この女の場合は別で
だいたい何を話しかけても一問一答っで終わる、言葉のキャッチボールができないうえに
「話しかけてくんじゃーねーよ」という態度をしめしてくる


こいつが嫌いな理由が十分にある


スタジオもつかわねぇーのに、俺と仲いいわけでも、誰かと待ち合わせでもねーのにここにくんなよ!
と思っていても従業員がそんなこといえる立場でもない


今日もお互い黙ったままの沈黙を埋めるかのように俺のジャズマスターな音だけが空間を支配する



「なんでそれひけるの・・・」


あいつから話しかけてきた・・・!思わず動揺してしまい驚いてしまった


「ぇ!?」


「そのままひいて!!それデスティニーの曲でしょ!!!!!????」


かなり興奮した彼女はすごい勢いで話しかけてきた。確かに俺がひいていたのはデスティニーの「夢であるように」ではあるが、嬉しそうにこいつは話しかけてくる


「好きなんだよねーこの曲!!ゲームの音楽っていいわぁー☆そうそうアレもひける!?」

彼女の要求に答えることがなぜかできたがこいつと俺の温度差は明らかに違うので、そうゆう態度とってくるなら俺もそれに応えようじゃないか


話しをしてわかったことがある。



・・・・



こいつはかなりのゲーマーであり、アニメが好き


容姿がよく見えて、なんでもこなしそうな性格に見えドラムがたたける



しかし、アニオタ・ゲーマー






こいつ・・・・













完璧じゃねぇーか!











好きな音楽が共通にあってしまったせいで盛り上がってしまったものの
こいつのことは嫌い。俺が良いというアニメを全否定する

「だから、コレを見なさいって!なんでわからないのよ!そんなんだから彼女もいないんでしょ!!」



「そんなんだから」とゆうお前は、まさに自分自身に言ってるんじゃないか。と思ったが
こいつに対してこいつ同じ用に意見をしてみれば、油に火をそそぐようなもんだろう



「・・・わかった!!見るから!見りゃいーんだろうが!」


「どうせググってwikiかなんかで見たフリするんでしょ?」



・・・ギク。。。


「なんだよーちゃんと見るってば、youtubeとかでUPされてる?」


こいつの態度が変化した


「これだから全く・・・あんな画質の劣化した途中途中の時間のくぎりがあるような小さな画面でなにがわかるのよ!DVD貸すから、絶対見てよね!!」


「わかったわかった見るってば!ていうかなんで今持ってんだよ!」



「そんなことどうでもいいでしょ。うるさいうるさい!見なくていいわよ・・・もう勝手にすれば・・」














そしてDVDを渡されとりあえず見てるんですが


















こいつ何しにきたんや

コメント
僕たちは恋していく。
  • 針ー
  • 2009/07/14 9:40 AM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2009/07/14 6:03 PM
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